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【事前申込不要、当日観覧自由】1/20(日) 第18回 気象教室「南極越冬隊員が語る 南極から診た地球の環境」

2019.01.20   14:00

【事前申込不要、当日観覧自由】1/20(日) 第18回 気象教室「南極越冬隊員が語る 南極から診た地球の環境」

6階サイエンスホール / セミナー・講座

南極大陸は分厚い氷に覆われています。
この氷は降り積もった雪が解けずにそのまま押し固められたもので、中の気泡は大昔の地球の空気をそのまま閉じ込めたものです。
ボーリングでこの氷を掘り出し、気泡内のわずかな空気を分析すると、大昔の地球の空気のことを知ることができます。
また南極は人間活動の直接的な影響が極めて小さいことから、長い時間をかけて変化している地球の大気のことを知るために最適の場所です。
今回は、大昔から現在までの地球の空気から、地球環境の健康状態を診断するというお話です。
南極に興味がある方、地球環境に興味がある方、1年中で最も寒い季節に南極の話はいかかでしょうか。
講演のほか、南極に関する質問の時間や、南極では必須の防寒着、南極で活躍した無人飛行機、南極の石、そして太古の空気が詰まった南極の氷などに触れる時間も設ける予定です。
かわいいペンギンや美しいオーロラも登場するかもしれません!?
ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく!

講師紹介と講話内容


藤井 理行(ふじい よしゆき)氏


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■ プロフィール
国立極地研究所及び総合研究大学院大学名誉教授

わが国の南極観測の第一人者で、長年南極大陸の氷床コアの掘削に携わり、大陸内部のドームふじ基地では深さ2503mまで掘り進んだ。越冬隊として4回(うち1回は隊長)参加したほか、英国の観測隊にも参加。またわが国の極地研究の拠点、国立極地研究所長を務めた。

<南極履歴書>
第18次隊 1976年11月~1978年3月 みずほ基地で初の通年越冬
英国南極観測隊 1981年11月~1982年2月 ハレー基地で氷床コア掘削(30mまで)
第25次隊 1983年11月~1985年3月 みずほ基地で氷床コア掘削(700mまで)
第32次隊 1990年11月~1992年3月 昭和基地で通年越冬(越冬隊長)
第37次隊 1995年11月~1997年3月 ドームふじ基地で氷床コア掘削(2503mまで)

■ 講話内容
氷の大陸、南極は、地球環境のタイムカプセルです。最低気温-79度を観測した極寒の南極ドームふじ基地での氷の掘削とともに、掘り出した氷の試料(アイスコア)の研究から明らかになった過去数十年から数十万年スケールの地球環境の変動を紹介します。また、明らかとなった古気候古環境から、温暖化が進む地球環境の将来を考えます。さらに、南極の自然やそこでの越冬生活などについても紹介します。



林 政彦(はやし まさひこ)氏


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■ プロフィール
福岡大学理学部教授

南極観測には越冬隊として2回、夏隊として1回参加。地球大気の変動を探るため無人航空機などを使った観測を行なっている。日本や南極だけでなく、各地の大気を求めて、北極、モンゴル、熱帯など世界中を飛び回っている。

<南極履歴書>
第32次隊 1990年11月~1992年3月 昭和基地で越冬観測
第38次隊 1996年11月~1998年3月 ドームふじ観測拠点で越冬観測
第58次隊 2016年11月~2017年3月(夏隊)S17航空拠点で無人航空機観測

■ 講話内容
南極には各国の観測隊以外の人類は住んでいません。また、ほかの大陸などの陸地とも遠く離れています。このため、人間が様々な活動で排出する物質の直接的な影響を受けにくく、十分に混ざり合ったあとの地球大気を観測することができます。南極で二酸化炭素やエアロゾル(大気中の微粒子)などを測ることで、地球大気の健康診断が可能なのです。今回は現在の南極でどのような観測が行われているのか、そして観測から得られた結果から診断される現在の大気の健康状態について紹介します。


※ 当イベントのチラシについては、 コチラ からご覧いただけます。

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開催概要

タイトル
第18回 気象教室「南極越冬隊員が語る 南極から診た地球の環境」
日時
2019年 1月20日(日) 14:00~16:30(13:30開場)
場所
6階 サイエンスホール
講師
藤井 理行 先生(国立極地研究所及び総合研究大学院大学名誉教授)
林 政彦 先生(福岡大学理学部教授)
料金
無料
対象
中学生以上(推奨)
※どなたでも参加いただけます。
定員
200名
参加方法
事前申込不要。当日観覧自由。
その他
当日スタッフがイベントの様子を撮影し、福岡市科学館の広報活動(HP、SNS、広報誌等)や活動の報告で使用させていただく可能性がございますので予めご了承くださいませ。
主催
(公益社団法人)日本気象学会九州支部
 福岡管区気象台
(一般社団法人)日本気象予報士会西部支部
共催
福岡市科学館
お問い合わせ先
(公益社団法人)日本気象学会九州支部
ホームページ:http://msj-kyushu.jp/
カテゴリー
セミナー・講座
活動ポイント
ファンクラブポイントの付与はございませんので予めご了承ください。

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