2/20（木）動いている地球の物理（全4回のうち第3回）［開催終了］

2020.02.20 　　

2/20（木）動いている地球の物理（全4回のうち第3回）［開催終了］

実験室1　／　セミナー・講座

地球は時速約10万 ㎞で太陽の周りを公転しています。
また、赤道付近では、時速1700 ㎞という速度で自転していますが、これらの速度は普段は感じません。なぜでしょう？
地球は球だ、その半径は約6400 ㎞だ、といいますが、どうしてわかるのでしょうか？
教科書に書いてあるから...ではなくて、自分の経験を整理して、頭を使って理解しましょう。

これまでは、「落下運動」「回転運動」「振り子」「波」「流れ」について法則を見出してきました。
このセミナーでは、数式から出発するのではなく、参加者の皆さんで考えながら実験を行い、
動いている地球上の物理現象について、その法則を探っていきます。

講師： 中山 正敏 （ なかやま まさとし ） 先生（九州大学名誉教授）

1936年福岡県生まれ。
福岡県立修猷館高等学校から東京大学に進み、同大学理学部物理学科を卒業、同大学大学院数物系研究科博士課程を修了。理学博士。
東京大学助手、九州大学助教授。米国ブラウン大学客員教授を経て、九州大学教授、放送大学教授などを歴任。現在、九州大学名誉教授。日本物理学会物理教育委員会初代委員長。
専門は、半導体を中心とする個体物理学の理論、表面の理論、環境システム論、物理教育。
主な著書は、『電磁気学』『基礎電磁気学』『演習電磁気学』（いずれも裳華房）、『物理の電磁気学』(岩波書店)、『環境理解のための熱物理学』(共著、朝倉書店)、『ひとりで学べる電磁気学』(講談社)などがある。
趣味は、散策、旧作やアジア・中東映画の鑑賞。

開催概要