[開催終了]2/3(土) サイエンスカフェ「ヒマラヤの謎を探る」
2024.02.03 土曜日 13:30
[開催終了]2/3(土) サイエンスカフェ「ヒマラヤの謎を探る」
4階交流室1 / スペシャル企画
~世界一高い山はどのようにしてできたのだろうか?~
地球で一番標高が高い場所、ヒマラヤ山脈。エベレストのほか、富士山を2個重ねたよりも高い山がヒマラヤにはいくつも存在します。いったいどのようにして世界一高い山ができたのでしょうか?
今回のサイエンスカフェではヒマラヤの成り立ちを研究している酒井治孝先生(京都大学名誉教授)をお迎えし、ヒマラヤの謎に迫ります。酒井先生が地質学者を目指したお話から、「ヒマラヤはいつ誕生したのだろうか?」「ヒマラヤと天気(モンスーン)の関係?」「ヒマラヤは崩れつつある?!」など盛りだくさん!当日は、酒井先生がヒマラヤの現地調査で採集した本物の岩石を見られます!一緒に"世界の屋根"ヒマラヤの謎を探ってみませんか?
\ こんな人におすすめ /
・世界一高い山ヒマラヤに興味がある人
・地球科学に興味がある人
・今の地球がどのようにしてできたのか知りたい人
①:エベレスト(8848m)とヌプツェ(7879m)
ヒマラヤの最高峰エベレストを望む。エベレストの山頂部はテチス海に堆積したオルドビス紀の石灰岩であるが、黒い岩壁は変成岩からできている。右側のヌプツェ(7879m)は、変成岩に貫入した中新世の花崗岩から構成されている。
②:ダウラギリ(8167m)
ダウラギリ(8167m)の南壁は、横臥褶曲した前期古生代のテチス堆積物からできている。アンナプルナ山群との間は標高差約6000mの峡谷となっており、谷底をカリガンダキ河が流れている。
③:横臥褶曲したジュラ紀の化石を多含する海成石灰岩層とチベットに穀物を運ぶラバの隊商。カリガンダキ河上流、タコーラ地溝の西壁。
講師:酒井 治孝(さかい はるたか)氏
1953年 福岡県北九州市出身
1980~83年 日本青年海外協力隊より派遣され、ネパール国立トリブバン大学理工学部地質学科で講師として勤務
1984年 九州大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)
1997年~2007年 九州大学大学院比較社会文化研究院環境変動部門教授
2007年~2018年 京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻教授
現在 京都大学名誉教授
ヒマラヤ山脈と日本列島を対象として大陸の衝突、島弧の大陸からの分裂、プレートの沈み込み開始に伴うテクトニクスとその地球環境への影響などについて研究。
開催概要
- タイトル
- サイエンスカフェ「ヒマラヤの謎を探る~世界一高い山はどのようにしてできたのだろうか?~」
- 講師
- 酒井 治孝 氏(京都大学名誉教授)
- 日時
- 2024年2月3日(土) 13:30~15:00
- 場所
- 4階交流室1
- 対象
-
小学4年生~高校3年生
※小学生は要保護者同伴
- 定員
- 12組
- 料金
- 無料
- 参加方法
-
ホームページより事前申込制です(抽選)。
留意事項を必ずご確認のうえ、ページの最下部に表示される申込フォームよりお申し込みください。
応募者数が定員を超えた場合は、抽選で参加者を決定します。
申込受付期間
2023年12月16日(土)12:00(正午) ~ 2024年1月20日(土)18:00
結果通知
2024年1月21日(日)18:00迄に、応募者全員にメールで結果をご連絡します。
留意事項
・1フォームにつき3名までお申し込みいただけます。小学生は保護者同伴が必須です。
・申込フォーム入力前に「@fukuokacity-kagakukan.jp」の受信ができるように設定をお願いいたします。確実なメール受信のため、ドメインを指定して受信されることをお勧めしております。ご自身が設定されていなくても、使用しているメールの初期設定などにより、自動返信メールが受信できない場合があります。ドメイン指定受信やメールフィルター機能などを使って、「@fukuokacity-kagakukan.jp」の受信設定をお願いいたします。
・申込フォームをご入力・送信完了後、当館よりお申し込み完了のメールをお送りいたします。
・申込フォームで「お申し込みが完了しました」と表示された時点で、お申し込みは完了いたします。
- 活動ポイント
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