福岡市科学館が日本展示学会賞を受賞しました
福岡市科学館が日本展示学会賞を受賞!
2020年8月16日、日本展示学会による「第6回日本展示学会賞」において、人づくりを意識した活動が今後の博物館の方向性を示すものとして評価され、福岡市科学館の展示が日本展示学会賞を受賞いたしました。
日本展示学会からの評価コメント
福岡市科学館
科学を扱う場合、その普遍的な価値ゆえにどこの地域の科学館も展示内容は似通ってくる傾向があるのではないだろうか。しかし一方で、科学を応用した産業には、地域との結びつきがみられることもある。福岡市科学館は、地元企業や福岡の大学・研究機関と連携する企業が持つ技術の特性や機能を、体験型展示を通して来館者に伝える活動が大きく評価できる。また、理化学的な原理現象を経験できる実験室や交流室、幼児が様々な感覚を使いながら遊べるスペースを確保したことや、運営スタッフに募った有償ボランティアの育成を積極的に行いキャリア形成を図る等、人づくりを意識した活動は特に注目に値し、今後の博物館活動の方向性を示すものとして大いに評価できる。
3 階から 6 階が福岡市科学館であるが、下の階には、多くの人が利用する店舗が入っている。さらに最寄り駅と隣接していることなども、多くの人たちに利用してもらいたい、という意思表示をくみ取ることができる。この点も評価に値する。
日本展示学会 公式HP
第6回日本展示学会賞について
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