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矢原館長が「第31回(2023年)松下幸之助記念賞」を受賞しました

矢原館長が「松下幸之助記念賞」を受賞!

矢原 徹一(福岡市科学館館長 一般社団法人九州ユニバーシティ研究部長・理事)が「第31回(2023年)松下幸之助花の万博記念賞」で「松下幸之助記念賞」を受賞しました。「松下幸之助花の万博記念賞」は、「自然と人間との共生」という花の万博の基本理念の実現に貢献する、すぐれた学術研究や実践活動を顕彰するものです。


■ 賞名

第31回(2023年)松下幸之助花の万博記念賞


■ 受賞内容(研究テーマ)

身近な植物も不思議だらけ -植物を知れば世界が違って見えてくる-


■ 受賞理由(「松下幸之助花の万博記念賞」WEBサイトより)

日本やアジアの植物多様性研究において、科学的信頼性の高い独自の調査・評価手法を考案し、顕著な業績をあげ、その成果を発信してきた。また、大学教育や自身が率いるプロジェクト等を通じ、多くの優れた若手研究者の育成にも貢献した功績

■ 受賞コメント

私が植物にとくに興味を持ったのは、中学一年生の夏休みです。小学校時代は、昆虫・化石・星座などに興味がありましたが、中学一年生の夏休みに福岡植物友の会主催の採集会に参加したのがきっかけで、植物の採集をするようになりました。中学二年生のころ、メスの花しかつけないヤブマオの仲間に興味を持ち、植物の研究をこころざし、今日まで植物の研究を続けてきました。九州大学を退職後も、若い人たちと一緒に山に登り、植物の研究を続けています。また、福岡市科学館では、自然や科学に興味を持つ多くの小中学生と一緒に、ダーウィンコース・ニュートンコースなどに取り組んでいます。退職しても楽しそうに研究を続けている私の姿勢が、小中学生の目標になることを願っています。
矢原 徹一


■ リンク

松下幸之助花の万博記念賞