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福岡市地下鉄 六本松駅の壁面に福岡市科学館の装飾が登場!

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ワクワク感たっぷりのイラストで皆さんをお出迎えします

福岡市科学館 最寄り駅である福岡市地下鉄七隈線 六本松駅 (科学館前)3番出口に、壁面いっぱいに広がる福岡市科学館デザインの装飾が登場しました!フォトスポットとして記念撮影にもおすすめです。また、壁面に近づいてみると、ある"しくみ"もあります(詳細は下記をご参照ください)。ご来館までの時間をワクワク感とともにお楽しみください。

イラストに込められた想いとは?

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 福岡市科学館の理念と壁画の目指したもの福岡市科学館の理念の中に、「人と人の交流と協働を大切に」し、「人との協働によって未来を描くことができる」という言葉があります。基本展示室では、「体験すること」を重視した展示が「宇宙」「環境」「生命」「生活」「フューチャー」というテーマで展開されており、サイエンスショーや天体観測会をはじめとする様々な活動が、科学館の特徴になっています。

 イラストレーションを依頼したウラケン・ボルボックスさん(福岡市在住)に上記の館の理念や特徴をお伝えしたところ、「交流」「宇宙」「環境」「生命」「生活」というテーマに加え、過去から未来(フューチャー)、微小から巨大にまで広がる人類と科学のつながりを表現しながら、おもちゃ箱をひっくり返したような理屈抜きに楽しい絵が完成しました。

 公共の場にある絵は素通りされがちですが、立ち止まってじっくり見てみたくなる絵、見るたびに何か発見がある絵を目指して、小ネタや物語性を盛り込んでいます。駅から科学館へ向かう導線上で、科学への興味やワクワク感をふくらませる装置としての機能を持つ絵になっています。

科学館とつながるしくみ

壁画に近づいて見ると、小さなQRコードが貼られていることに気づかれると思います。
このQRコードは、当館のホームページの、絵と関係するページにリンクさせています。
最初は数か所に貼られているだけですが、今後様々な科学館のイベントやプログラムを行うなかで、QRコードの追加や貼り替えを行う予定です。
このしくみに気づいた方には、前を通るたびに「どこかに新しく追加されていないか」と、宝探しのように絵を楽しんでいただけます。

隠された構図や文字が!?楽しいしかけを探してみよう

イラストをよくご覧ください。通路をはさんで人類の祖先と宇宙飛行士が対になるように配置されており、お互いを指さしていますね。なんだか見覚えがある、そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。宇宙飛行士の手が指す先には、道具を使い始めた頃の人類の祖先の姿が描かれています。レイアウトは、ミケランジェロの絵画作品『アダムの創造』のオマージュで、両者が呼応しているように見えるとともに、指先が科学館の方向へ導いています。この構図のしかけ以外にも、楽しいしかけが。このイラストのどこかに隠し文字が隠れています!
・フクオカシ
・カガクカン
・ロッポンマツ
・421
・ナナクマセン

福岡市地下鉄 六本松駅(科学館前)

六本松駅のシンボルマークの由来
この地域は、古くから交通の拠点として賑わっていました。人々は自由に枝葉を伸ばす松の木を目印に東へ西へ。道しるべで交差し、目的地へ向けて往来していたのでしょう。六本松駅のシンボルマークは、地名にちなんで緑豊かな松の木がデザインされています。

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六本松駅でのこれまでの取り組み
2017年10月の福岡市科学館開館以降、六本松駅のホーム階を「科学」に触れられるデザインへの模様替えが行われてきたほか、コンコース階へ当館のイベントの紹介を行うデジタルサイネージを設置するなど連携した取り組みが行われてきました。2019年10月には、六本松駅が最寄駅であることをさらに多くの皆様に知っていただくため、副駅名「科学館前」が設定されるなどの取り組みが進められ、ご好評いただいております。

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