【イベント】科学技術週間が全国で開催!
2017.04.18
【イベント】科学技術週間が全国で開催!
科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を図ることを目的とした「科学技術週間」について、ご紹介します。
すっかり気候も春めいてきて、お出かけしたくなるような季節になってきました。4月に入り、もう中旬。まもなく大型連休のゴールデウィークも近づき、旅行の計画に追われる日々ですね。
「国際博物館の日」は、博物館が社会に果たす役割を広く知ってもらうことを目的として、1977年にICOM(イコム:世界の博物館関係者で組織「国際博物館会議」)によって制定されました。
耳馴染みがないと思いますが、文部科学省 科学技術週間 をご存知でしょうか。(ご存じの方はどのくらいいるのでしょうか。)その歴史は古く昭和35年(1960年)2月に制定されて57年が経ちます。
"「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。全国の各機関では、おもにこの期間に各種科学技術に関するイベントなどを実施することとなっています。
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この科学技術週間は、「4月18日の発明の日」にあわせ、全国の期間で毎年様々な企画が模様されています。今年のイメージはとってもかっこいいビジュアルで展開されています。

サイトの中には、地域でのイベント情報ともっと科学に触れていけるよう、一家に1枚というシリーズで、様々なジャンルの研究者がその専門性を活かし、協力して作ったポスターがまとめられています。次のような宇宙図や細胞、水素など、この他にもたくさんのジャンルがありますので、ぜひご覧ください。
宇宙図2013
宇宙の起源から現在に至るまで、宇宙についての解説がまとまっています。本当宇宙ってどこまで広がっているのでしょうか。

細胞
細胞の誕生から生物の種類、暮らしの中の細胞まで一枚にまとまっています。

水素
原子番号1番の水素がどのような場所で活躍しているのか、一枚にまとまっています。

宇宙、細胞、水素と一部をご紹介しましたが、ひとえに科学技術といってもジャンルはたくさんあります。本当に広いですね。是非この機会に、身近な科学にも触れつつ、最寄りの期間にも足を運んで頂き、科学技術を体験してみてはいかがでしょうか。

ライター
2011年より、サイエンスコミュニケーションプロジェクトRikafanを立ち上げ、科学コミュニティの活性化に努める。現在は九州大学に所属しサイエンスコミュニケーションの研究を、また、福岡市科学館開館準備室ではVI、広報を担当。プライベートワークとして、だれでも参加できるものづくり博覧祭つくると!のコミュニティ代表として、パーソナル・ファブリケーションに夢中な仲間とものづくりの未来を考える。