［開催終了］10/9(土)宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を巡る旅

大西浩次氏　講演会

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の物語には、当時の最新の天文学の知識がふんだんに取り入れられています。
銀河鉄道に乗車した銀河ステーションはどこにあるのか...
なぜ、終着地が石炭袋なのか...
星景写真家の大西浩次氏をお招きし、当時の宇宙像と宮沢賢治の持っていた宇宙観、また、「『銀河鉄道の夜』への旅」の星景写真についてもお話しいただきます。
さあ、『銀河鉄道の夜』を巡る旅へと出かけましょう。

大西 浩次（おおにし こうじ）氏 プロフィール

1962年富山県黒部市生まれ、博士（理学）。長野県長野市在住。長野工業高等専門学校一般科教授、日本星景写真協会理事、国際天文学連合(IAU)会員、日本天文学会、日本天文教育普及研究会、「長野県は宇宙県」連絡協議会会長ほか。第4回田淵行男賞入賞。個展　志賀高原ロマン美術館（2014年）、白馬美術館（2018年）、府中市郷土の森博物館（2019年）、白馬美術館（2019年）、明石市立天文科学館（2021年）ほか多数。天文学では、重力レンズの研究やマイクロレンズによる系外惑星探査を行う。教育普及活動としては、長野県の星空の魅力を伝え、星空保護のための活動を行っている。初めての天体写真から、すでに49年、星景写真を意識的に撮影するようになって、すでに35年になる。地球と宇宙と人のつながりをテーマに星景写真を撮影している。

6階ホワイエにて星景写真「『銀河鉄道の夜』への旅」を展示

福岡市科学館6階ホワイエにて大西浩次氏撮影による星景写真「『銀河鉄道の夜』への旅」を展示しています。
展示期間：2021年10月1日（金）～2021年10月9日（土）
時間：9:30～18:00
料金：無料

大西さんからのメッセージ

みなさん、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』はご存知でしょうか。
主人公である少年ジョバンニが、友人のカムパネルラと共に銀河鉄道に乗って旅をする物語です。
この物語は1924年ごろから執筆され、1931年ごろまで何度も推敲され、彼の死によって未完になってしまった作品です。
この物語には、当時の最新の天文学の知識がふんだんに取り入れられています。
今回の星景写真展「『銀河鉄道の夜』への旅」では、宮沢賢治の見ていた星空や彼の宇宙観を想像しながら制作しました。

開催概要

　大切なお知らせ　
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