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「大人のデジタル工作クラブ」参加者の作品を展示します[2023年度前期]

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参加者の作品を展示します!

大人のデジタル工作クラブ」は、3Dプリンタやレーザーカッター等の使い方を学びながら、デザイン・工作するクラブです。

2023年度前期(2023年4月~9月実施)の「大人のデジタル工作クラブ」参加者の皆さんによる作品が完成し、発表会を行いました。皆さまにもご覧いただけるよう、4階サイエンス&クリエイティブ工房(無料エリア)で2023年10月4日(水)18時まで作品を展示します。参加者の皆さんによる作品をぜひご覧ください!



【講師】
 鈴谷瑞樹 氏 / 九州各地でデジタルファブリケーション施設を開設、指導しているメイカー

<参加者の作品を一部ご紹介します>



「庭で出会う小さな生きものを集めたい」というところから制作された、小さな生きものシリーズ。トンボの作品は、3Dプリンタでからだ部分を出力。翅(はね)の部分はレーザーカッターでアクリル板をカットして制作。制作者の方は、今回初めてデジタル工作を体験されたとのこと。「次はもっと大きなサイズで作ってみると、普段は見られない部分を見られて面白いかも」と、先生とお話しされていました!


レーザーカッターでアクリル板をカットし、翅の模様を表現したところ、光の反射できらきらと輝く翅が完成。画像ではわかりづらいですが、キラキラしてとてもきれいです!


庭で出会う小さな生きものシリーズ、トカゲとカエルの作品。3Dプリンタで制作したカラフルな生きものたち。見ていて楽しくなります!


レーザーカッターで制作したティッシュボックス。自由に組み合わせることができ、小物入れやペン立てにもなります。各パーツにはオリオン座や月、うさぎなどの装飾が施されていて、どの面も楽しめるデザイン。レーザーカッターを使っての彫刻が難しかったので、今後は彫刻の濃さを変えるなどしてまた挑戦してみたいとお話しされていました!


3Dプリンタを使って、立方体に入っている球体づくりに挑戦!立方体に入った球体は中でくるくると動くものの、立方体からは出られないという作品。3Dプリンタだからこそできる作品ですね!ちなみに、中の球体はサッカーボールのような「フラーレン」構造になっています。


科学的なモチーフを作ってみたい!ということで、特に興味のある分子構造の模型を3Dプリンターで制作。水素原子の大きさをそろえるために、何度もサイズを調整するなどして工夫されたそうです。分子や原子の大きさの違いを、見て・触って確かめられますね。


太陽系の惑星の大きさの違いを、見て触って実感できるようなアイテム。地球のみ青く塗られています。地球がとても小さく見えますね。机に置きたくなる、科学が身近に感じられるようなアイテムです!


レーザーカッターで制作した、ペンダントやブローチなどアクセサリーとして使えるアイテム。貝殻のような素材も、ラメの入った素材も、なんとアクリル板なのです!美しいアクリル素材を活かして、アクセサリーのパーツを制作。作図ソフトのInkscape上で工夫を凝らしてデザインされた、細かな縁取りもとてもきれいです!


スミソニアン博物館が公開している3Dデータを閲覧しているときに、「SN1987A超新星爆発」のデータに出会い感動。「超新星爆発をブレスレットにして腕に身につけてみたい!」という思いから制作されたそうです。3Dモデルの大きさを縮小するなどしながらモデリングし、3Dプリンタで出力。迫力満点のブレスレットが完成しました。超新星爆発のブレスレット、かっこいいですね!


「デジタル工作」とは、デジタルデータを使ったものづくりのこと。世界中のデジタル工作をしている人たちが、自分の作ったデータをみんなが使えるように公開しています。他の人の作品をただ見るだけでなく、実際に自分で使うことができるところも、デジタル工作の面白さの一つです!


大人のデジタル工作クラブに入って最初の方に制作した、携帯電話置き。パソコンでモデリングし、3Dプリンタで出力して制作しました。自分の携帯電話に合うように何度もサイズを調整されたそうです。

開催概要

タイトル
2023年度前期「大人のデジタル工作クラブ」作品展示
日時

2023年9月27日(水)~2023年10月4日(水)
9:30~21:30
※最終日の2023年10月4日(水)は18:00までです。
※2023年10月3日(火)は休館日です。

場所
4階サイエンス&クリエイティブ工房
料金
無料