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[開催終了]3/28~4/10「大人のデジタル工作クラブ」作品展示のお知らせ[2023年度後期]

大人のデジタル工作クラブ


参加者の作品を展示します!

大人のデジタル工作クラブ」は、3Dプリンタやレーザーカッター等の使い方を学びながら、デザイン・工作するクラブです。

2023年度後期(2023年10月~2024年3月実施)の「大人のデジタル工作クラブ」参加者の皆さんによる作品が完成しました。皆さまにもご覧いただけるよう、4階サイエンス&クリエイティブ工房(無料エリア)で2024年4月10日(水)18時まで作品を展示します。参加者の皆さんによる作品をぜひご覧ください!



【講師】
 鈴谷瑞樹 氏 / 九州各地でデジタルファブリケーション施設を開設、指導しているメイカー

<参加者の作品を一部ご紹介します>



[2023年度後期 参加者の作品①]作品名は「創造する木」。レーザーカッターを使いMDFを切り出してつくった平面の3枚のパーツを組み合わせ、立体的な木が完成!お気に入りのものをひっかけたくなるフォルムですね。このままお部屋に置いてインテリアにも素敵な作品ですが、こどもたちが自由に彩色・飾り付けするなどして自分の木をつくる土台となる作品ということでした。

クラブ活動での制作活動に留まらず、昨年のクリスマス時期に、公民館で「創造する木」を使ったこども向けのワークショップを開催されたそう!デジタル工作をつかったものづくりから新たなコミュニケーションがうまれて広がっていく...素敵ですね!

[2023年度後期 参加者の作品②]「金印みたいなスタンプをつくりたい!」というところから制作された動物のスタンプ。 スタンプ面は、ご家族の方が描いたイラストをトレースしてデータ化し、レーザーカッターで彫刻して制作。手書きの風合いをデジタルで表現するのは難しそうですが、やわらかな手書きの風合いが出ていますね!

持ち手のフィギュア部分は3Dプリンタで動物を出力して、オブジェとしても愛らしいスタンプが出来上がりました。もともとは粘土を使った作品づくりなどをされていて、デジタル機器を使用したものづくりは今回が初めてということでしたが、とても楽しまれていたようでした。

[2023年度後期 参加者の作品③]「こどものデザインを形にしたい」そんな思いからお子さまが描いた文字やイラストをトレースしてデザインし、レーザーカッターを使ってスタンプを制作。スタンプ以外にも、キーホルダーやアクリルスタンド、リング、看板なども制作し、ご家族にとても喜ばれたそうです。素材の違い、出力の違いを楽しみながら、雰囲気の違う作品を制作していました。

デジタル工作機器でのものづくりは初めてということで、形のデザインや工程(なかなか覚えられない)などに苦戦してトライアンドエラーを繰り返したそうですが、「ものづくりの楽しさを再発見したり、ひらめきにたくさん出会える瞬間があったので、とてもリフレッシュできる時間を過ごすことができました。」と話されていました。

[2023年度後期 参加者の作品④]MDF素材のライト(光源を取り出せば箱としても利用可能)とアクリルの光るオブジェという、素材が異なる2種類の作品が完成!MDF素材のライトは、星や月などのデザインで切り抜き、カラフルなアクリル板をサイズをあわせてぴったりとはめ込んで工夫されていました。アクリルの星座のオブジェは、全天の星図をトレースし、データをアクリルの形に落とし込む作業が細かく大変だったそう。

この他、レーザーカッターを使った平面のパーツからなる立体的な鳥のオブジェや、3Dプリンタでつくったピタゴラスのワイングラスとカップ(サイフォンの原理を利用したもので満杯になると流れ出る構造)などの作品も完成していました。「今回ものづくりが大好きな参加者の方ばかりで、明るく楽しい雰囲気でとても楽しかったです。様々なアイデアがあり刺激をうけました。」とお話しされていました。

[2023年度後期 参加者の作品⑤]「何か毎日の生活に役立つものを作りたかったので、使えるものを製作しました。」ということで完成したタブレットスタンドの作品。

タブレットだけでなくスマホにもぴったりでした。しっかりと支えているモチーフがユニークですね(なんだか「がんばってるね」と応援したくなります!)。大活躍しそうなアイテムです。

開催概要

タイトル
2023年度後期「大人のデジタル工作クラブ」作品展示
日時

2024年3月28日(木)~2024年4月10日(水)
9:30~21:30
※最終日の2024年4月10日(水)は18:00までです。
※2024年4月9日(火)は休館日です。

場所
4階サイエンス&クリエイティブ工房
料金
無料