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10/20(日)「 量子はめぐる - 量子科学技術で創造する未来 - 」パブリックビューイング実施

自然科学研究機構シンポジウム

福岡市科学館は、2023年11月16日に大学共同利用機関法人 自然科学研究機構(NINS)と相互協定を締結しました。
今回その連携企画のひとつとして、自然科学研究機構が一橋講堂(東京都千代田区)で開催する第38回自然科学研究機構シンポジウム「量子はめぐる - 量子科学技術で創造する未来 - 」のパブリックビューイングを実施します。
福岡市科学館は今後も自然科学研究機構と連携し、広く市民が最新の自然科学研究や成果を学べる機会をお届けする予定です。

自然科学研究機構相互協定についてのお知らせ



話題の(...でもよくわからない)「 量子 」を紹介するシンポジウムです

近年よく話題に上がる「量子」。原子、電子や中性子、陽子、光子などの微細な粒子や、さらに小さなニュートリノやミュオン、クォークなどの素粒子が総じて「量子」と呼ばれています。

この量子の極めて微小な世界には、私たちが暮らす普通のサイズの世界の物理法則とは異なる物理法則が存在しており、量子をきちんと理解するにはある程度の専門的な知識が必要になります。ゆえに最近巷では、量子の世界の難解さが先行するあまり、量子について「何だかよくわからない、人智を超えた摩訶不思議なもの」という認識が固定化してきてしまっているように見受けられます。

しかし現実には、例えば私たちが日々使用しているスマートフォンに使われている半導体などのように、量子の物理法則は学術領域に限らず、私たちの生活に深く浸透し応用されています。一方で量子科学技術研究の最前線では、さまざまな量子の不思議な現象が次々と見出され、さらにそれらを利用した応用開発も目まぐるしい速さで進められています。量子に関する新たな発見の可能性の高さと、新発見から応用開発に至る尋常ならざるスピードの速さは、量子科学研究に取り組む研究者たちの探究心を刺激する要因のひとつなのかもしれません。

本シンポジウムでは、まずはじめに「よくわからない量子の世界」について学びなおします。ここで量子の世界を正しく理解した上で、量子を応用した革新的な研究や、量子コンピュータをはじめとした技術開発の最前線を皆さまに紹介します。


自然科学研究機構シンポジウム チラシ裏面

シンポジウムの詳細は こちらをご確認ください。

開催概要

タイトル
第38回自然科学研究機構シンポジウム
「量子はめぐる - 量子科学技術で創造する未来 - 」
 ※パブリックビューイング
日時
2024年10月20日(日) 13:00~16:45
場所
4階 交流室1
料金
無料
参加方法
パブリックビューイングは事前申込不要(当日自由参加)
主催
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構(NINS)