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9/13(土)「 命のかけらを探そう - 地球の外に生命が存在する可能性はあるのか? - 」パブリックビューイング実施

自然科学研究機構シンポジウム

地球外生命の可能性という人類最大の謎に、最先端研究の力で迫る

地球には多種多様な生物が存在しています。そして私たち人類を含むすべての生物たちは、その長い進化の中で独自の生存戦略を獲得し、命のバトンをつないできました。しかし、私たちの住む地球以外にも、宇宙にはたくさんの星々が存在します。果たしてこの広大な宇宙には、地球のように生命にあふれる星がどこかに存在しているのでしょうか。

自然科学研究機構には、この謎に果敢に挑む研究者たちが集まる「アストロバイオロジーセンター(Astrobiology Center:ABC)」があります。自然科学研究機構とアストロバイオロジーセンターが共同で開催する本シンポジウムは、「地球外生命の可能性」という人類最大の謎に、最先端研究の力で迫るものです。天文学、惑星科学、生命科学といった複数の分野を横断するアストロバイオロジーという新しい視点から、宇宙における生命の起源と進化を探求します。

シンポジウムでは、地球以外の惑星に生命が存在する可能性から、宇宙の過酷な環境で生命が誕生するための条件、そして地球の生物が獲得してきた生存戦略の研究など、さまざまな分野の最新成果から垣間見える「生命の謎」を解説します。さらに、小惑星探査で実際に見つかった物質から見える生命誕生の可能性についても解説します。最新の天文観測技術、宇宙探査ミッション、生命科学の融合から生まれる新たな知見は、地球外生命の発見に向けた道をさらに明るく照らしてくれることでしょう。皆さんもぜひ、宇宙における生命探査の「今」と「これから」に注目してください。

講演終了後にはパネルディスカッション「系外衛星で地球の生物はサバイブできるのか?」を行います。太陽系外に生命の可能性を考えることは数あれど、今現在地球に存在する生物が地球以外の星に渡らなくてはならなくなった時、果たして生きていける可能性のある星は見つかっているのでしょうか。そしてもし存在しているのであれば、その星ではいったいどのような進化が待っているのでしょうか。これまでの「地球以外の星に生命のいる可能性を探る」アプローチではなく、あくまで主役は私たち地球の生物です。先生たちが想像する、宇宙へ進出した先の私たちの未来はどのようなものなのでしょうか。皆さんも一緒に考えてみてください。



自然科学研究機構シンポジウム チラシ

シンポジウムの詳細は こちらをご確認ください。



自然科学研究機構との連携について


福岡市科学館は、2023年11月16日に大学共同利用機関法人 自然科学研究機構(NINS)と相互協定を締結しました。
第40回 自然科学研究機構シンポジウム「命のかけらを探そう - 地球の外に生命が存在する可能性はあるのか? -」のパブリックビューイングの実施は、その連携企画のひとつです。
福岡市科学館は今後も自然科学研究機構と連携し、広く市民が最新の自然科学研究や成果を学べる機会をお届けする予定です。

自然科学研究機構相互協定についてのお知らせ

開催概要

タイトル
第40回 自然科学研究機構シンポジウム
「 命のかけらを探そう - 地球の外に生命が存在する可能性はあるのか? - 」
 ※パブリックビューイング実施
日時
2025年9月13日(土) 13:00~16:50
場所
4階 交流室1
料金
無料
参加方法
パブリックビューイングは事前申込不要(当日自由参加)
主催
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構(NINS)