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[開催終了]SPACE ENGINEERING SCHOOL 〜宇宙エンジニアになろう〜[週末のみ特別講座を開催]

2020.12.19 ~2021.02.23 週末、冬休み期間 14:00

[開催終了]SPACE ENGINEERING SCHOOL 〜宇宙エンジニアになろう〜[週末のみ特別講座を開催]

3階 企画展示室 / スペシャル企画

宇宙開発を支えるトップエンジニア集団による講座を開催!

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企画展「What's AI? -AIってなんだろう-」で開催のQPS研究所「SPACE ENGINEERING SCHOOL 〜宇宙エンジニアになろう〜」では、冬休み期間と週末にエンジニアによる講座を開催します。宇宙で使われている技術について学んだり、体験することができます。

【2021.2.9更新】
2021年2月23日(火・祝)国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の上村俊作氏を講師に迎え、特別講座のプログラムを実施することが決定いたしました。詳細はこちらをご覧ください
※講師はオンラインでの出演を予定しております。

エンジニアによる16種類の講座

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人工衛星を開発して運用し、そのデータを活用するまでには様々な技術、ステップが必要です。
こちらの講座では、人工衛星に関する内容だけでなく、宇宙の仕事全般のお話も聞くことができます。宇宙や宇宙開発の分野にあまり詳しくないという方もぜひご参加ください!
尚、こちらの講座は連続講座ではありません。1回のみでも、ご希望の回にご参加いただけます
対象はあくまで推奨です。大人のかたもぜひご参加ください

各講座について

講座はすべて事前申込制です(先着順)。
こちら(QPS研究所ホームページ)からお申し込み下さい。
新型コロナウイルス感染症拡⼤防⽌のため、当⽇はマスク着⽤、⼿指の消毒のご協⼒をお願いいたします。
 講座の前に検温をさせていただきます。
 体調のすぐれない⽅はご来場をお控えください。

*参加無料です。ただし、企画展入場券が必要です。講座のみは受けられません。
*年間パスポートはご利用いただけません。

1、[開催終了]宇宙の仕事を学ぼう

八坂 哲雄 氏(株式会社QPS 研究所 共同創業者・取締役・研究所長 九州大学名誉教授)


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2020年12月19日(土)14:00〜(約40分間)
小学校高学年以上対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
未知なる宇宙を開拓する仕事は宇宙飛行士だけではありません。何百年も前から人類 は星を見上げて調べることで宇宙の理を知り、天体望遠鏡を作ってさらに遠くを研究 し、また近年ではロケット、人工衛星、深宇宙探査機などを次々と生み出してきまし た。この講座では 60 年以上も前からロケット開発、人工衛星やアンテナを作ってき たパイオニアから宇宙の仕事の楽しさや大変なこと、宇宙を仕事にするために大切な ことをクイズを交えながらお話しします。宇宙の仕事をしたい皆さんは質問コーナー で色々疑問に思っていることを聞いてみよう。

<講師プロフィール>
八坂 哲雄 氏(株式会社QPS研究所 共同創業者・取締役・研究所長 九州大学名誉教授)
東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士過程終了。工学博士。東京大学宇宙航空研究所助手を務めた後に NTT研究所へ入社。1994年、九州大学教授に就任。退官後、九州大学学生への小型衛星開発の技術伝承と九州域地場企業に宇宙産業を根付かせるために他教授と専門家とともにQPS研究所を創業。2003年にはUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)初代理事長に就任、2008年から 2012年にはIAF(国際宇宙航行連盟)副理事長を務めるなど、宇宙開発の発展、未来の人材育成に努めて世界の宇宙産業の分野に大きく貢献。2006年にFrank J. Malina Astronautics Medalを受賞。また、早くからスペース・デブリに取り組み、著書に「宇宙のゴミ問題ースペース・デブリ」(裳華房1997年)がある。60年以上に宇宙開発に関わるパイオニア。

2、[開催終了]世界の人工衛星の開発事情

大西 俊輔 氏(株式会社QPS研究所 代表取締役社長CEO/工学博士)


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2020年12月20日(日)14:00〜(約40分間)
中学生以上対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星には地球観測衛星や、通信放送衛星、科学衛星など色々な種類があります。 その衛星から送られてくる情報は、天気予報やテレビ中継、GPSなどの形で私たちの毎日の生活に役立っています。このような世界で活躍する人工衛星の開発事情をクイズを交えながら楽しく知る講座です。若くして十数以上の衛星プロジェクトに関わり、様々な国でロケットに衛星を取り付けて打上げを見守ってきた最前線で働くエンジニアが開発事情をお話しします。

<講師プロフィール>
大西 俊輔 氏(株式会社QPS研究所 代表取締役社長CEO/工学博士)
九州大学大学院航空宇宙工学専攻博士課程を修了。 大学院在籍時の2008年5月よりQSAT-EOS(九州大学を中心とした九州地区の大学・企業による50kg級小型衛星プロジェクト)のプロジェクトリーダーとしてシステム全般の指揮ならびに大学・企業のメンバーのマネジメントを行い、2014年11月にプロジェクトを成功に導く。九州より世界の宇宙産業にインパクトを与えるべく、2013年10 月有限会社QPS研究所に主任研究員として入社。2014年4月に同社の代表取締役社長に就任し現在に至る。学生時代から現在までに十件超の小型人工衛星開発プロジェクトに携わり、人工衛星の構造・熱設計のプロフェッショナル。

3、[開催終了]衛星の運用を体験しよう

李 充根 氏(株式会社QPS研究所 研究員)


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①2020年12月26日(土)14:00〜(約40分間)
 小学校高学年〜中学生対象(推奨)
②2021年1月11日(月)14:00〜(約40分間)
 中学生〜高校生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
小惑星探査機「はやぶさ2」の帰還はわくわくしましたね!探査機や人工衛星を活用するためには、地上で衛星をコントロールしたり、衛星のデータを受信したりする地上システムが必要です。しかし、宇宙にいる衛星と交信するには、衛星の姿勢を調整したり、衛星が上空にいる限られた時間の中でコマンドを送ったりなど、たくさんの難しい作業が求められます。この講座では地上システムを担当するエンジニアが、あるおもちゃを使って、その運用方法を楽しく皆さんに伝えます。お楽しみに!

<講師プロフィール>
李 充根 氏(株式会社QPS研究所 研究員)
福岡大学大学院工学研究電子情報工学専攻 修士修了。高度情報化社会の基盤技術であるシステム LSI技術の研究開発、アジア市場向けのソフトウェア開発等を経てQPS研究所に入社。現在は、衛星内のソフトウェア開発を担当している。

4、[開催終了]AI入門:AIの気持ちを知ろう!写真で人の顔を見つけるのは簡単?難しい?

石橋 龍 氏(株式会社 Fusic 先進技術部門 機械学習チーム)


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① 2020年12月27日(日)14:00〜(約40分間)
② 2021年 1月30日(土)14:00〜(約40分間)
③ 2021年 2月20日(土)14:00〜(約40分間)
小学校高学年〜中学生以上対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
「AI」はどのように私たちの生活を変えていくのでしょうか。この講座では宇宙産業でも活躍する先進のIT企業の機械学習部門のエンジニアがAIのあり方について説明し、機械学習の応用先のメジャータイトルである「画像処理」をテーマに参加者と一緒に考え理解を深めます。

<講師プロフィール>
石橋 龍 氏(株式会社 Fusic 先進技術部門 機械学習チーム)
株式会社Fusicはクラウドコンピューティングにおける開発と運用において多くの実績があり人工衛星のプロジェクトでは、Web ブラウザ上で衛星に送信する命令を作成し、限られた通信可能時間内に送信できるシステムを構築。また、高いセキュリティレベルでデータが守られる安心して運用することが可能な、クラウドを使ったシステムで初めて「衛星リモートセンシング装置使用許可」を取得。少ない資金でも宇宙産業の参入を可能とし、日本における宇宙ビジネスの拡大に大きく貢献しています。新しい発想で常識に切り込んでスピーディーに可能性を広げるテクノロジーカンパニー。

5、[開催終了]手作りアンテナでテレビを映してみよう

時藤 勉 氏(株式会社マイクロラボ 代表取締役社長)


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2020年12月28日(月)14:00〜(約40分間)
小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
民間の宇宙ベンチャーではコストダウンのために宇宙専用の部品ではなく、車に搭載されている民生用部品などを使用して設計・製作を行いますが、厳しい宇宙環境でも動くという高い信頼性を確保するためには部品の段階から完成まで様々な試験を行わなければいけません。この講座では、民間で宇宙開発を取り組み、マイクロ波技術で貢献をしてきたエンジニアより、私たちの身近にあるものでアンテナを作る楽しさと不思議を体験いただけます。手作りアンテナでテレビを受信してみよう!

<講師プロフィール>
講師:時藤 勉 氏(株式会社マイクロラボ 代表取締役社長)
小型衛星に搭載する通信機器や関連する地上設備等を低コスト、そして短納期に製作して宇宙ベンチャーの可能性を広げる株式会社マイクロラボ。これまでも国立大学との衛星搭載機器の共同研究や、最新技術を用いたマイクロ波機器の受注生産、専門研究機関の主催するイベントでの技術展示や講演活動など宇宙開発に幅広く貢献しています。九州発の小型SAR衛星のプロジェクトでは、レーダー電力増幅部やアンテナ、通信を含む高周波部、地上通信局に関する部分を担当しています。

6、[開催終了]自分の衛星をエンジニアと一緒に考えよう

講師:NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)、當房 睦仁 氏(e-SET理事長/株式会社睦美化成代表取締役社長)
特別講師:花田 俊也 教授(九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門)


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① 2020年12月29日(火)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
② 2021年 1月 4日(月)14:00〜(約40分間)
  中学生〜高校生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星には地球観測衛星や、通信放送衛星、科学衛星など色々な種類があります。その衛星から送られてくる情報は、天気予報やテレビ中継、GPSなどの形で私たちの毎日の生活に役立っています。もし、自分の人工衛星を作れるならどんな種類の何に役立つ人工衛星を作りたいですか?先進の技術をもったエンジニアが講師となってあなたの人工衛星をナビゲートします。この講座には特別講師として九州大学大学院で宇宙工学を教えている花田俊也教授も登場。講座の最後には金属プレートでできた特製の受講認定書が渡されます。

<講師プロフィール>
講師:NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)、當房 睦仁 氏(e-SET理事長/株式会社睦美化成代表取締役社長)
特別講師:花田 俊也 教授(九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門)
地元の産業を盛り上げたいという想いを強く持つ久留米・筑後地域のものづくり企業の若手が集まり、当時まだ挑戦する企業が少なかった「宇宙開発」で新しいビジネスチャンスの可能性を求めて生まれたのがNPO法人「円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)」です。2009年から九州大学等の衛星開発プロジェクトに参加しながら着実に宇宙に通用する技術を磨き続け、現在はQPS研究所の小型レーダー衛星の開発に欠かせないトップエンジニア集団です。

7、[開催終了]ものづくりに必要な技術を体験しよう

NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 伊藤 慎二 氏(オガワ機工株式会社取締役副社長)
 津留崎 泰兆 氏(有限会社津留崎製作所代表取締役)
 馬場 勝大 氏(有限会社馬場鉄工取締役)
 村井 啓二 氏(株式会社村井工機代表取締役社長)
 松原 信幸 氏(有限会社松原産業代表取締役)



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① 2020年12月30日(水)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
② 2021年 2月 7日(日)14:00〜(約40分間)
  中学生〜高校生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
私たちの生活にはたくさんの便利なもので溢れているますが、それは一体どうやって作られているのでしょうか。ものを作るために基本的な技術を知ることはとても重要です。人工衛星を開発する先進の技術をもったエンジニア集団が講師となって、ものづくりの楽しさと難しさを技術の観点から伝えます。開発現場の様子もぜひ色々聞いてみよう。講座の最後には金属プレートでできた特製の受講認定書が渡されます。

<講師プロフィール>
NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 伊藤 慎二 氏(オガワ機工株式会社取締役副社長)
 津留崎 泰兆 氏(有限会社津留崎製作所代表取締役)
 馬場 勝大 氏(有限会社馬場鉄工取締役)
 村井 啓二 氏(株式会社村井工機代表取締役社長)
 松原 信幸 氏(有限会社松原産業代表取締役)
地元の産業を盛り上げたいという想いを強く持つ久留米・筑後地域のものづくり企業の若手が集まり、当時まだ 挑戦する企業が少なかった「宇宙開発」で新しいビジネスチャンスの可能性を求めて生まれたのがNPO法人「円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)」です。2009年から九州大学等の衛星開発プロジェクトに参加しながら着実に宇宙に通用する技術を磨き続けているQPS研究所の小型レーダー衛星の開発に欠かせないトップエンジニア集団です。

8、宇宙で使える素材を知ろう

NPO 法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 中川 知也 氏(マルナカゴム工業代表)
 津留崎 泰兆 氏(有限会社津留崎製作所代表取締役)
 木曽 一雄 氏、古澤 正剛 氏(有限会社テックACS代表取締役)
 松原 信幸 氏(有限会 社松原産業代表取締役)

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① 2021年 1月 3日(日)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
② 2021年 2月14日(日)14:00〜(約40分間)
  中学生〜高校生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
鉄やアルミニウム、ゴム、プラスチック、木など私たちの生活を支えるものはいろんな素材でできています。しかし、厳しい環境の宇宙ではいったいどんな素材が使えるのでしょうか?この講座ではそれぞれの素材の違いを知って、宇宙向けの素材の扱いについて詳しく学びます。人工衛星を開発する先進の技術をもったエンジニア集団が講師なので、開発現場の様子をぜひ色々聞いてみよう。講座の最後には金属プレートでできた特製の受講認定書が渡されます。

<講師プロフィール>
NPO 法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 中川 知也 氏(マルナカゴム工業代表)
 津留崎 泰兆 氏(有限会社津留崎製作所代表取締役)
 木曽 一雄 氏、古澤 正剛 氏(有限会社テックACS代表取締役)
 松原 信幸 氏(有限会 社松原産業代表取締役)
地元の産業を盛り上げたいという想いを強く持つ久留米・筑後地域のものづくり企業の若手が集まり、当時まだ挑戦する企業が少なかった「宇宙開発」で新しいビジネスチャンスの可能性を求めて生まれたのがNPO法人「円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)」です。2009年から九州大学等の衛星開発プロジェクトに参加しながら着実に宇宙に通用する技術を磨き続けている、QPS研究所の小型レーダー衛星の開発に欠かせないトップエンジニア集団です。

9、ロケットの振動にも耐える強い構造づくりを考えよう

NPO 法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 伊藤 慎二 氏(オガワ機工株式会社取締役副社長)
 梅田 昌弘 氏(株式会社ウメダ代表取締役社長)
 村井 啓二 氏(株式会社村井工機代表取締役社長)
 田中 雅範 氏(田中特殊金型製作所代表者)


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① 2021年 2月 6日(土)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
② 2021年 2月13日(土)14:00〜(約40分間)
  中学生〜高校生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星がロケットに乗って宇宙空間へと打ち上げられるときは地上での何倍もの重力がかかります。そのため、人工衛星は10Gに耐えられるほどの強い構造を持たせる必要があります。その強い構造はどのように設計すればよいのでしょうか?先進の技術をもったエンジニア集団が講師となって、その構造づくりの秘密を教えます。 開発現場の様子もぜひ色々聞いてみよう。講座の最後には金属プレートでできた特製の受講認定書が渡されます。

NPO 法人円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)
 伊藤 慎二 氏(オガワ機工株式会社取締役副社長)
 梅田 昌弘 氏(株式会社ウメダ代表取締役社長)
 村井 啓二 氏(株式会社村井工機代表取締役社長)
 田中 雅範 氏(田中特殊金型製作所代表者)
地元の産業を盛り上げたいという想いを強く持つ久留米・筑後地域のものづくり企業の若手が集まり、当時まだ挑戦する企業が少なかった「宇宙開発」で新しいビジネスチャンスの可能性を求めて生まれたのがNPO法人「円陣スペースエンジニアリングチーム(e-SET)」です。2009年から九州大学等の衛星開発プロジェクトに参加しながら着実に宇宙に通用する技術を磨き続けているQPS研究所の小型レーダー衛星の開発に欠かせないトップエンジニア集団です。

10、[開催終了]宇宙でも活躍するバネのしくみを知ろう

峰勝鋼機株式会社 営業係 東口 公俊 氏


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① 2021年1月24日(日)14:00〜(約40分間)
  中学生〜高校生対象(推奨)
② 2021年1月31日(日)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
私たちの生活の様々なものに使われているバネ。九州発の小型レーダー衛星のアンテナもこのバネがあったからこそ開発を成功させることができたのです。この講座でバネのしくみや種類を知れば知るほどバネがなければ私たちの生活が成り立たないその偉大な存在にびっくりし、感動するでしょう。講座の最後にはバネの楽しい体験もできます。

<講師プロフィール>
峰勝鋼機株式会社 営業係 東口 公俊 氏
2019年に60周年を迎えたバネの専業メーカー「峰勝鋼機株式会社」。オーダーメイドで必要とされるバネの設計・製造・販売まで行い全国各地にバネをとどけています。人工衛星のプロジェクトでは、パラボラアンテナのリブ部分(傘の骨に当たる部分)を製作。打ち上げ時には小さく畳まれているアンテナが宇宙空間で開く仕組みには、バネが元の形状に戻ろうとする反発力が利用されています。大小、形も様々なバネを使って私たちの生活をより良いものにするために常に挑戦し続けています。

11、[開催終了]衛星のアンテナについて考えよう

福田 大 氏(株式会社QPS研究所 研究員/博士(工学))


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2021年1月6日(水)14:00〜(約40分間)
小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星には地球観測衛星や、通信放送衛星、科学衛星など色々な種類があります。 その衛星から送られてくる情報は、天気予報やテレビ中継、GPSなどの形で私たちの 毎日の生活に役立っています。衛星が地上へデータを送るのに重要な役割を果たすの がアンテナの存在です。衛星で使われるアンテナには様々な形がありますがその違い はどんなものでしょうか。この講座では、最前線で活躍するエンジニアより、 QPS-SAR で使用されている大きなアンテナの仕組みや大切さ伝えます。

<講師プロフィール>
福田 大 氏(株式会社QPS研究所 研究員/博士(工学))
九州工業大学工学府電気電子工学学科修了。工学博士。在学中から宇宙環境技術ラボラトリーの「鳳龍四号AEGISプロジェクト」で18カ国から来た留学生と日本人学生共同で実験衛星の開発・運用まで関わっている。
2019年にQPS研究所に入社後、現在は小型レーダー衛星のアンテナの性能改善を担当。QPS研究所が開発・特許取得の大型・超軽量展開型アンテナは世界最大手の宇宙産業企業でも注目されている。レーダー観測で取得できる画像の質はアンテナの性能が大きく影響するため、性能を上げるべく研究、開発中。

12、[開催終了]人工衛星を支える電気のしくみ

古賀 圭 氏(株式会社昭和電気研究所 技術部)


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① 2021年1月 9日(土)14:00〜(約45〜60分間)
② 2021年2月21日(日)14:00〜(約45〜60分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星が宇宙で活やくするためには、電気は欠かすことのできないものです。太陽電池から電力を生み出し、バッテリーにたくわえた電力を使うことで、人工衛星は宇宙で動き続けます。人工衛星の中にあるいろんな機器のスイッチを、電気の力でON・OFFすることで、通信機を動かしたり、人工衛星自身の向きや姿勢を変えたりします。この講座では、遠い宇宙空間にある人工衛星がどのようなしくみで動いているのかを学びます。最前線で働くエンジニアによる実験もご覧いただけますのでお楽しみに。

<講師プロフィール>
古賀 圭 氏(株式会社昭和電気研究所 技術部)
昭和電気研究所は「社会や人々の生活に役立つもの」「他社に類を見ないもの」の製作をモットーとする研究開発型電子機器メーカーです。センシング技術(画像・音響・振動等)+装置化が得意としており、開発・製造・メンテナンスまで一貫体制を確立しています。宇宙事業については、約15年の実績があり、QPS-SARでは、太陽電池パネル・バッテリーパック等の製作、制御ユニット(電源・姿勢)の設計・製作のほか、機体内の配線などを担当して います。

13、[受付終了]AI が活躍する宇宙ミッションを設計してみよう!

上津原 正彦 氏(株式会社QPS研究所 研究員/プロジェクトマネージャー/博士(工学))


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定員に達したため、受付を終了いたしました
① 2021年 1月10日(土)14:00〜(約40分間)
 中学生〜高校生対象(推奨)
② 2021年 2月23日(月)14:00〜(約40分間)
 小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
私たちから遠く離れた宇宙にいる衛星の運用や衛星から届くデータを素早く活用するためにはAI技術は欠かせません。そしてAIによって私たちはさらに宇宙を切り開くことができるのです。この講座では宇宙開発の様々なところで、どのようにAIを繋げてミッションを実現させることができるかを考えて学びます。より深くAIについて考え、未来の宇宙開発に参加する夢をぜひ膨らませてください。

<講師プロフィール>
上津原 正彦 氏(株式会社QPS研究所 研究員/プロジェクトマネージャー/博士(工学))
九州大学大学院工学部航空宇宙工学専攻修了。工学博士。在学中に宇宙機ダイナミクス研究室でスペースデブリ(宇宙ゴミ)に取り組むIDEA(イデア)プロジェクトを開始。スペースデブリ環境を予測したり、小さなゴミを観測する人工衛星の開発に企業と一緒に取り組む。早い段階から持続可能な宇宙開発を考え、博士取得後もスペースデブリ除去サービスの開発をする宇宙ベンチャーへ。その後、ロボットベンチャーを経て、2018年QPS研究所に入社。小型レーダー衛星QPS-SAR開発のプロジェクトリーダーとしてチームを牽引する生粋のスペースエンジニア。

14、[開催終了]人工衛星に使われている電池の秘密

北村 広樹 氏(株式会社QPS研究所 研究員)


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① 2021年 1月 5日(火)14:00〜(約40分間)
② 2021年 1月16日(土)14:00〜(約40分間)
  小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
宇宙で人工衛星が「電池」で動いていることをご存知ですか?昔の人工衛星は使い切りの電池を使っていたので数日しか動けませんでしたが、現在は太陽電池パネルで太陽の光が当たっている間に発電してバッテリーに充電することで、何年も宇宙で動けるようになったのです。この講座では電池のスペシャリストがそのしくみや色々な種類の電池の特徴について説明します。現在の私たちの世界は電池がなければ生きていけません。「電池を制すれば世界を制す」とも言われる、その奥深さをぜひ知ってください。

<講師プロフィール>
北村 広樹 氏(株式会社QPS研究所 研究員)
九州大学大学院総合理工学府修士修了。クリーンなエネルギー技術としてリチウムイオン電池を実用化することを目標に、関西で有数の電機メーカーへ入社。基礎研究〜開発、量産化を経験後、新たなステージとして宇宙業界へ。それまでの実績を活かしてQPS研究所が持つ技術の知財戦略を担い、衛星開発では熱設計を主に担当している。

15、[開催終了]衛星がロケットで打ち上がるまでのストーリー

大西 俊輔 氏(株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO/工学博士)


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2020年1月17日(日)14:00〜(約40分間)
小学校高学年以上対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
人工衛星はロケットに乗って宇宙空間へと運ばれます。ロケット会社はいわば、宇宙への運送会社なんです。それでは世界にはどんなロケットがあって、衛星を運んでもらうには金額はいくらくらいするのでしょうか。衛星を乗せるには条件があるのでしょうか。また、宇宙空間のどこへ運ばれていくのでしょうか?この講座では、出来上がった人工衛星がロケットによって宇宙までいく、そのストーリーを実際のロケットの映像を使って説明します。
※大西俊輔氏はオンラインでの出演となります。

<講師プロフィール>
大西 俊輔 氏(株式会社QPS研究所 代表取締役社長 CEO/工学博士)
九州大学大学院航空宇宙工学専攻博士課程を修了。 大学院在籍時の2008年5月よりQSAT-EOS (九州大学を中心とした九州地区の大学・企業による 50kg級小型衛星プロジェクト)のプロジェクトリーダーとしてシステム全般の指揮ならびに大学・企業のメンバーのマネジメントを行い、2014年11月にプロジェクトを成功に導く。九州より世界の宇宙産業にインパクトを与えるべく、2013年10月有限会社QPS研究所に主任研究員として入社。2014 年4月に同社の代表取締役社長に就任し現在に至る。学生時代から現在までに十件超の小型人工衛星開発プロジェクトに携わり、人工衛星の構造・熱設計のプロフェッショナル。

16、[開催終了]宇宙エンジニアの仕事に大切なこと

古賀 洋平 氏(株式会社QPS研究所 研究員 / 博士(薬学))


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2021年1月23日(土)14:00〜(約40分間)
小学校高学年〜中学生対象(推奨)
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
宇宙に関わる仕事、宇宙開発技術者の仕事には一体どのようなものがあるのでしょうか。また、その仕事を目指すためにはどういったことを学んでいけばいいのでしょうか。この講座では最前線で働く宇宙エンジニアがどのようにこの仕事に就いたのか、また、宇宙に関わる仕事をする上で大切にしていることなど、経験談をもとに宇宙に関する仕事についてお話しします。宇宙の仕事をしたいと思っているみなさんはぜひこの機会に色々聞きたいことを質問してみてくださいね!

<講師プロフィール>
古賀 洋平 氏(株式会社QPS研究所 研究員 / 博士(薬学))
九州大学大学院薬学府創薬科学科修了 薬学博士。学生時代は人工的にDNAを作る研究を行い、博士号取得したのち、2014年にQPS研究所に入社。縁あって薬学から新しい宇宙開発の世界へ飛び込み、構想段階だったQPS研究所の小型SAR衛星をゼロから取り組んだプロジェクト初期メンバーの一人。まだ世の中にない新しいものを開発する際には欠かせないアイデアを結びつけて形にするオールラウンダーの役を務める。

17、【特別講座】JAXAと宇宙の仕事を知ろう

上村 俊作 氏
(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部事業開発グループ グループ長 / プロデューサー)


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2021年2月23日(火・祝) 11:00〜(40分間)
小学高学年〜中学生(推奨)
※ どなたでもご参加いただけます。
定員に達したため、受付を終了いたしました
定員18席
参加無料(ただし、企画展入場券が必要)

<内容>
日本の宇宙機関JAXAはどんなことをしているのでしょうか。そして、どんな人が働いているのでしょうか。なぜ私はJAXAで働こうと思ったのでしょうか。でも、宇宙のお仕事はJAXAだけではありません。他にはどんな宇宙のお仕事があるのでしょうか。将来、宇宙のお仕事をするには、いまからどういうことをしていればいいでしょうか。わかる範囲で、できるだけみんなの質問にもこたえていければと思っています。

<講師プロフィール>
上村 俊作 氏
(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部事業開発グループ グループ長 / プロデューサー)
鹿児島市に生まれ、大学時代は福岡市内で過ごし(九州大卒業)、宇宙業界へ。中小企業の技術を結集した 東大阪衛星プロジェクトを立ち上げたことがきっかけに、九州など地域・地方から宇宙を目指す取り組みのほか、民間企業などみんなにどんどん宇宙を使ってもらう取り組みも進めてきました。これまでに、文部科学省や宇宙教育活動に取り組む(財)日本宇宙少年団(福岡県出身・松本零士さんが理事長)、(株)電通でも働き、宇宙飛行士の広報活動をしたり、JAXAトップ(理事長)の秘書や人事部でも働き、今は、ベンチャーや大企業と一緒に宇宙ビジネスを創っていく仕事をしています。

<ちびっこたちもあつまれ!> 絵画造形教室 おそらのぞうさん

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「世界で1つの宇宙船―ガラクタ宇宙船―」と「キラキラ輝く私の星を描こう―ひっかき絵ステンドグラス風―」の2つは小さなお子さまでも宇宙やものづくりのテーマにワクワクできるような内容のワークショップです。宇宙船を作ったり、キラキラの絵を作って楽しめます。
イベントの詳細、お申込み方法はこちらをご覧ください。

<開催日>
 ■ 第1回 [開催終了]
  2020年12月28日(月) 11:00~12:00
 ■ 第2回[開催終了]
  2020年12月29日(火) (1)11:00~ (2)11:30~
 ■ 第3回
  2021年 1月 9日(土) (1)11:00~ (2)11:30~
 ■ 第4回
  2021年 2月13日(土) (1)11:00~ (2)11:30~

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